かえる雑学 7 ~ススキ~

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ススキ(薄・芒)は、日本の秋を代表するイネ科ススキ属の植物。中秋の名月にもススキを飾るのが習わしとなっている他、秋の七草のひとつである尾花はススキのことを指します。ススキは、日本には全国に分布し、日当たりの良い山野に生息しています。

ススキの名の由来は、すくすくと立っている木であることからつけられたと言われています。ススキは他にもオバナ、カヤといった別名があります。オバナはススキの穂が動物の尻尾に似ていることからつけられたと言われています。また、かつては「茅」(かや)と呼ばれ、農家で茅葺(かやぶき)屋根の材料に用いたり、家畜の餌として利用することが多かったようです。

そのため集落の近くに定期的に刈り入れをするススキ草原があり、これを茅場(かやば)と呼んでいました。現在では、そのような利用がされないので、雑木林となっています。

 

今後とも宜しくお願い致します。

今日のひとこと
見かけると、「もう秋だな~」と感じさせてくれるススキ。
この名前の由来が「すくすくと立っている木」から来ていたとは。
また、ススキと茅葺屋根の関係性についても知ることができ、
秋の風物詩について、とても勉強になりました。

ススキとうろこぐもかやぶき屋根