かえる雑学2 ~冷奴~
いつもお買い上げありがとうございます。
ビールが美味しい季節になりました。そのビールのおつまみの代表的なものといえば、枝豆と冷奴です。特に冷奴、冷たい豆腐の上にネギやショウガや鰹節をのせて、醤油をかけていただく冷奴は、ビールだけでなく、ご飯も進みます。
「奴(やっこ)」の語源は、奴婢(ぬひ)の男子のことを指していた「家つ子」にあります。その後、江戸時代では、武家に奉公する身分の低い者のことを「奴」と呼んでいました。「冷奴」は、その奴達が着ていた半纏に由来しているというのです。
これは、奴達が着ていた半纏には、釘抜紋といって、四角いシンプルな図柄の紋が染められていました。その四角い図柄から、江戸時代の人達は、食材を四角に切ることを「奴に切る」というようになったそうです。つまり、冷奴は、豆腐を奴に切って食べることから、「冷奴」という呼び方が定着しました。
「かえる弁当」でもとても美味しいので是非食べて下さい。今後とも宜しくお願い致します。
今日のひとこと
夏の定番といえば、冷奴!私もよく夏場になるとお世話になりますが、まさか、その由来が
奴婢(ぬひ)の男子のことを指していたとは。…
奴婢(ぬひ)の男子のことを指していたとは。…
私は歴史が好きで、「士・農・工・商」は以前テスト前などに暗記したのはいい思い出ですが、あんなに美味しい冷奴がこれほど壮絶なことに由来していたとは、驚きでした。
今回も勉強になりました。