かえる雑学 9 ~ポテトサラダ~
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日本の食卓で愛されるお馴染みのお惣菜、ポテトサラダ。ポテトサラダは、茹でたジャガイモを主材料としたサラダのことです。ポテトサラダの始まりには、所説あるようですが、発祥はロシアとされています。
ロシア・モスクワのレストラン「エルミタージュ」のシェフ、リュシアン・オリビエが、19世紀に考案したオリビエ・サラダ説が有力とされています。オリビエ・サラダは、ジャガイモに蒸した鶏肉、ゆで卵、ニンジン、キュウリを加えてマヨネーズであえて作るサラダで、この作り方が、世界に広まったそうです。そして日本では明治時代に入ってから、ポテトサラダ風の料理が登場します。
明治29年発行の「西洋料理法」という本には、「茹でて薄切りにしたジャガイモにレタスの葉を混ぜてドレッシングを添える」といった調理法が、明治43年発行の「西洋料理教科書」には「薄切りにした茹でジャガイモに、スライス玉ねぎをのせ、からしを加えたドレッシングで和える」というレシピが紹介されています。大正時代には、帝国ホテルなどでポテトサラダが提供されるようになり徐々に食卓へ広がっていきました。
「かえる弁当」でもとても美味しいので是非食べて下さい。今後とも宜しくお願い致します。
今日のひとこと
今では私たちにとってお馴染みとなったポテトサラダが、海外より伝わり明治時代から大正時代にかけて日本全体へと広まっていき現在に至ると考えると感慨深いものがありますね。
今でも地域や作る人によって味付けや調理法が異なるのはそれだけ多くの人に食べられているということですね。
もしかするとこれからも新しいレシピが生まれるかもしれません。皆さんはどんなポテトサラダが好きですか?