かえる雑学18 ~アジフライ~

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アジフライは、アジを食材としたフライ料理パン粉を衣にした揚げ物)です。明治以降の日本で西洋料理に基づいて独自に発達した洋食のひとつであり、その後はほとんど和食と位置付けられることもあるほど、おかず、おやつなどとして広く普及しています。

明治時代初期になるとパン粉が伝来し、コートレットやクロケットといった、パン粉をまぶして熱を通す西洋料理が日本に持ち込まれました。

こうして生まれたフライ調理によって、コートレットはカツレツ、クロケットはコロッケという日本独自の洋食として完成したのですが、一方でフライ調理は西洋料理を離れて魚にも一般的に使われるようになりました。アジにもフライ調理が使われるようになり明治初期のうちにすでにアジフライが存在していたというようです。アジフライの調理に必要なパン粉は、1907年東京・京橋のパン屋によってパンの粉砕機が開発されて機械製造が可能となり1916年日本で初めて商品化されました。

「かえる弁当」でもとても美味しいので是非食べて下さい。今後とも宜しくお願い致します。

今日のひとこと
食卓にお馴染みのフライ料理ですがどうやらアジフライなどの魚類よりもカツレツやコロッケのほうが先んじて誕生していたようですね。
パン粉そのものも商品化されたのは最近のことで一般家庭へと広まったのは想像していたよりも遅れて、というか近年に生まれた料理だったみたいです。アジフライ以外にも他の種類の魚や食材もフライにされ商品として料理として目にする機会が増えてきている気がしますのでもしかするとあっと驚くフライ料理が出来上がるのも遅くはないのかもしれません。