八宝菜

かえる雑学5 ~八宝菜~

いつもお買い上げありがとうございます。

八宝菜とは中華料理のひとつで、もとは浙江、江蘇と安徽の料理或いは広東料理です。
八宝菜は、中華鍋に油を引き、豚肉など肉類、エビ、イカなど魚介類、シイタケやタケノコ、ニンジン、ピーマン、白菜などの野菜類、ウズラ卵など、多様な好みの具材を炒めあわせます。その後、食塩・醤油・化学調味料などを素材に工夫次第のスープで軽く煮込み、最後に水溶き片栗粉でとろみをつけます。

八宝菜の由来には、諸説あります。最も有名な説が、李鴻章の政治家に由来するという説があります。

清の李鴻章は、美食家として名が知られていました。ある日、友人の家に招待された時、友人の妻が作った野菜と肉で作った五目うま煮を御馳走になったそうです。ところが、この料理が非常に美味しかったため、家に帰ってから料理人達に指示して、さらに美味しくなるように研究させて生み出したのが八宝菜という説です。

ちなみに八宝菜の「八」は
「8種類の」という意味ではなく、「たくさんの」「数多くの」という意味です。

「かえる弁当」でもとても美味しいので是非食べて下さい。今後とも宜しくお願い致します。

今日のひとこと
八宝菜。たまに食べると、ヤミ付きになるあの味。特に口の中に広がる、主張しすぎない後味が私は好きです。清の李鴻章さん。かなりのお偉い方のようですが、味覚は立場も地位も超えて人を魅了する…。好きは人それぞれ ですよね。
八宝菜の「八」は、「たくさんの」という意味。それだけ多くの素材が入っていて健康にも良さそう。私もヨダレが出てきました。