漬け物

かえる雑学11 ~漬け物~

いつもお買い上げありがとうございます。

漬物の歴史は、縄文時代にもさかのぼると言われています。日本人がいつから漬け物を作るようになったかは定かではありませんが、野菜に塩をまぶせば簡単にできることから相当古くから食していたと考えられます。

漬け物が日本の記録に現れるのは天平時代(729~749年)木簡です。ウリや青菜などの塩漬けのことが記載されていました。
中世に入ると漬け物はいっそうの発展を遂げ、室町時代には「香の物」という言葉が使われるようになります。そして江戸時代には糠漬けも登場。「香の物屋」といわれる漬け物屋も誕生し漬け物はいよいよ庶民の間に広まっていきます。

こうして江戸時代初期に製造方法や商売の基礎が出来上がった漬け物は、近世に入ってさらに発展。今日では健康志向をとらえ低温で漬ける製造技術も開発されるなど、その市場規模は6000億円に達すると言われています。

「かえる弁当」でもとても美味しいので是非食べてください。今後とも宜しくお願い致します。

今日のひとこと
白米をはじめとしたお米にピッタリなお漬け物を紹介しました。
古くから食されてきたからか本当に多くの種類や野菜、味付けがあるのが面白いですね。
田舎漬け、しば漬け、福神漬けなどお店でよく見かけるものからそうでないものまでたくさんのお漬け物、皆さんのご家庭では何をお供にしていますか?普段食べていない種類に手を伸ばしてみるのもいいかもしれせん。